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先日僕は中学を卒業しました。九年に及ぶ義務教育課程を修了し、四月からは高校生になります。そうして人は、
だんだんと「大人」になっていくのでしょう。
大人。落ち着いていますが、老獪ろうかいな面も連想させる
言葉です。僕たちも、みないずれ「大人」になってしまうのでしょう。大人の階段をのぼっていく僕たちは、今は
シンデレラなのでしょうか?
ちょっと背伸びして、大人の気分を味わうために、「成人向け雑誌」を買ってみました。
成人向け
成人向け雑誌。婉曲えんきょくな表現ですが、なんとなく
子どもがふれてはいけない、ということは理解させます。コンビニなどだと、棚の左右に「成人向け雑誌」と書かれた
仕切りがあるものです。
今回「成人向け雑誌を買おう」と決めた僕ですが、コンビニの中でひときわ異彩を放つ、ピンク色の明朝体が見える
あのエリアに近づくには、あと三年ほどの月日を必要とするようです。だから、今回はネットの「尼ゾーン」……
じゃなくて「Amazon」にて購入することに
しました。本を見つくろい、配送方法や支払方法を指定し本を注文、その三日後の月曜日に、「成人向け雑誌」は
千葉県から届きました。
届いちゃった
ついに届きました。
成人向けというだけあって、周りの目に配慮しているのでしょう、雑誌は段ボールで包装されていました。
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お急ぎ便
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そそくさと雑誌を自室に運び込んで、さっそく開封します。多少の背徳感が心臓の鼓動を早めます。バリバリと段ボール
を開封し、そしてついに「成人向け雑誌」は姿を現しました。
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学研「大人の科学マガジン Vol.17 テルミン」
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アダルトサイエンス
若干の出オチっぽさにもめげず進めましょう。
そう、今回買った成人向け雑誌――それはこの『大人の科学』でした。「大人の」ということは、大人向け、つまり
成人向けということです。
送料・代引手数料込みで2908円でしたが、この前日にとある書店で2300円で売っていました。
この本は、雑誌部分と付録部分にわかれています。簡単に分離できるそうなので、指示に従って分離してみました。
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付録が相当でかいです
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今回の付録は「テルミン」とのこと。テルミンとはなにか説明する前に、まずはその付録を見てみましょう。
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「Термен」でテルミンと読みます
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なにやらロシア語でいろいろ書いてあってよくわかりません。ここらでテルミンについて説明させていただきます。
テルミンというのは、1919年にロシア(当時ソ連)人のレフ・セルゲイヴィッチ・テルミンさんという方が発明した、
世界初の電子楽器(電鳴楽器、または電気楽器)です。電子楽器とは、電子回路によって音の音程・音量・音色(これらを
「音の三要素」といいます)を合成する楽器です。シンセサイザーの仲間ですね。
本体から伸びたアンテナに手を近付けたり遠ざけたりすることにより音程や、二本アンテナの場合音量を調節して
演奏します。
原理としては、二つの高周波(高すぎて聞こえない音)発振器の間のうなりによって可聴域の音を発生させ……
という、なんだか小難しい原理によって鳴るようですが、ともかくこれは、弦によって鳴るわけでも、空気によってでも、
膜によってでも、本体が振動しているわけでもありません。そうした旧来の楽器とは一線を画した、まったく新しい形態
の楽器だったのです。
このテルミン、普通に買うと四万も五万もして、とても手を出せる金額ではありませんが、今回とても手ごろな価格
で買えるとあって、一も二もなく購入を決意したのです。
詳しい説明はここでは書きませんし書けませんので、検索するなどして各人自主的に調べてみてください。
さて、話を戻しますが、今回付録としてついてきたテルミンを、さっそく説明書に従って組み立ててみることに
しましょう。雑誌のほうの内容についてはあまり詳しく書けませんが、たいへん興味深い内容でした。
組み立て開始
さきほどの黒い箱を開けると、発泡スチロールの梱包材とビニールによってテルミンキットは包まれていました。
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回路も見えます
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ビニールを破き、説明書に従って組み立てを進めて行きます。ドライバーが必要とのことでしたので、ドライバーを用意
し作業に臨みます。
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いざ、組み立て開始
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まずは、さきほどの写真手前の台に脚を取り付ける作業です。
が、小さいネジを小さな隙間に差し込む作業は、けっして容易ではありません。開始後一分にして早くも諦めかけた
そのとき、説明書のこんな文が目にとまりました。
「スピーカーに使われている強力な磁石でドライバーを磁化したらいいんじゃね?」
それだ!!
さっそく、ドライバーを磁石にこすり付けます。
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磁石になれー

ネジがついた!
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穏やかな心を持ちながら激しい磁力により目覚めたスーパードライバー片手に、テルミンの組み立ては続きます。
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