テルミンを組み立てよう

磁化ドライバー最強説

 磁化したドライバーにより、ネジをたやすく差し込むことができます。
 さっそく四本の脚を取り付けました。
 



脚
地に足つけて生きていこうよ



 次に、テルミンの肝、あるいは魂といえる回路を取り付けます。回路を壊してしまわぬよう、ネジ山をつぶさぬよう、 慎重に「押し七:回し三」でネジを取り付けていきます。



回路
手のひらサイズの回路です



回路
謎の部品が大量についています



 さらにアンテナを取り付けます。
 アンテナはテルミンにとって大事な、管楽器でいうところの歌口ですから、折らないように慎重に取り付けます。



アンテナ
アンテナとか立っちゃったりして

アンテナ根元
根元はネジでとめちゃったりして



 回路は一通りできたので、最後にスイッチとカバーを取り付けて完成です。



完成
完成!

楽譜
楽譜は『私のお父様』(プッチーニ)。
ほかに『コンドルは飛んでいく』と、ドヴォルザークの『家路』の楽譜がついています。



 回路図もついていましたので、参考までにどうぞ。著作権的に問題あるようでしたら消します。引用の範囲内ですかね?




回路図
ちっちゃいくせにけっこう複雑です



さあ演奏

 それではさっそく電池を取り付け、チューニングをして演奏します。アルミ箔で人体アースを作ってつけるとよいと いうことなので、家にあった最後のアルミ箔を使用して作り取り付けました。
 いざ演奏してみると、「ゆいーんういーんひゅーう」と、人の声にも似た、電波っぽい音色で、多少不安定になります。 フレットや鍵盤といった、明確な音程の出せる機構はついていないので、演奏はすべて耳頼りです。また、音と音の間に 区切りがないので、ポルタメント奏法しかできません。逆にいうと、一定の音域の中ならどんな音程でも出すことができ、 すなわちこれは音階から解放された楽器といえるでしょう。非常に面白そうな楽器です。
 僕はまだまだ技量がないうえにちゃんとした録音もいまはできない状態なので、ニコニコ動画の演奏動画をいくつか 並べておきます。ところで、ネギを使用して演奏する動画がけっこうあるんですが、なぜでしょうか。僕も プラスチックのリコーダーで演奏しようとしましたが、音程は変化しませんでした。あとテルミンの演奏動画が 篠笛よりはるかに多いってどういうことでしょうか。




↑の動画には、作り方の詳しい解説もついてます



音楽の可能性

 だいたいの曲を僕は知らないのですが、たぶんうまいんだと思います。
 音階から自由になることにより、新たな音楽の可能性を切り開いた楽器、テルミン。
 本物のテルミンを演奏する姿はけっこう不気味ですし、テルミンの音自体も恐怖映画に使われることもあるレベルに 怖い音が出せますが、ちゃんと演奏すれば、独特な電子的なサウンドが鳴りますので、みなさんもこの成人向け雑誌を 買われてみてはいかがでしょうか。



先祖と子孫の夢の競演
子孫の上に先祖





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